この本を読むと、人を伸ばすコミュニケーションのあり方を学べます。
テーマはタイトルにある通りで、学習塾を経営する筆者による親子での勉強に関する「どうすればいいの?」という疑問に、一問一答形式で理由も含めて丁寧に答えてくれる、ありそうでなかった本です。
個人的には、兄弟で学力に差があるケース、親子で学力に差があるケースの接し方など、あまりひとには聞けないけれど、悩ましいケースの対処法がとても参考になりました。
ただし、これは親子関係に限定されることではなく、会社における上司部下の関係でも応用できる。特に、人を伸ばすという観点で活かせることがたくさんあると感じました。
具体的には、多くの場合において、上司は部下よりも仕事が出来るはず。上司が自分を基準にしてしまうが故に、ついつい指導するもうまくいかないというのはよく聞く話ですが、その問題解決のヒントにもなりそうと感じました。
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